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◆世界観(?)
この世には、「夜虚」というモノが古くから存在している。
「夜虚」は、ただそこの存在するだけで、人に危害を加えることはなく、中には人の手助けをするモノもいた。
しかし近年、人の負の感情の影響か、数は急激に増し、狂暴化するという事例が数多く発生。危害を加えるだけでなく、最悪の場合命を奪うまでになってしまった。
この事態に対処すべく力ある「祓い屋」が「夜虚」を祓うことに。
しかし「夜虚」の力は日に日に「祓い屋」以上になり、ついに「祓い屋」の数も少なくなってしまった。
そこで生き残りの「祓い屋」は、「夜虚」を祓う力を途絶えさせないようにと、「祓い屋養成学校」を作った。
この物語の舞台、御社[ミヤシロ]学園もその1つである―…
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