SSS | ナノ
ペタ夢

『トリックオアトリート』

「私がお前にやる菓子類を持ち合わせていると思っているのか」

『だから敢えて言ったんだよ』

「で、どんな悪戯をするつもりだ?」

『今日一日、ペタは私を犬のように扱うの』

「それは本当に私への悪戯なのか……?」

『犬耳と尻尾と首輪を用意してみた。勿論、ペタが求めるのであればもっとペットらしい物を用意するけれど』

「いや、それで充分だろう。犬の真似だけで構わん。というかこれは本当に私への悪戯か?」

『あのね、ペタ。これは私がペタと一緒にいる為の悪戯だよ。犬はバカだから、構ってくれないととことん邪魔しちゃうんだからね』

「随分と遠回しな構ってちゃんだな」

『ほら、手綱を握って。ペタが命令するのなら、何だってしてあげるから』


あとがき

ハロウィンネタをね、考えていたんだけれどね、正直言って何も浮かばなくてね。
ちょっと夢主はペタに対して犬っぽいって思ったから取り入れてみたんだけれど、ハロウィンとか全然関係なかったね。
あと一日遅れだし。
後付だけど今日は犬の日だというのをどこかで見た。


MAR
2013/11/01 23:42

back

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -