今日は我が四天宝寺のプリンス白石蔵ノ介の誕生日である。
この日はいつも以上に奴の周りには女子が集まるのだ。…何故なら今日は女子にとって絶好のアピールチャンスだからである。 
いろいろな作戦で白石を落とそうとするのにプレゼントを渡さないはずがない。



「おー白石、今年も大量やなぁ」

「気持ちは嬉しいけど、持って帰るんが辛いっちゅーねん」

「自慢はええから、愛しのあの子からプレゼント貰ってこいや」

「うるさいわ、ボ謙也!」

「ボ謙也って何やねん!!」



何やら皆の王子、白石も恋をしてるらしい。
ファンの女の子からチョコに媚薬を入れられたという噂がある、あの白石が。
…でも白石なら、どんな相手でも落とせるでしょ?



「ほんまか、それ!?」

『う、うん。』

「…じゃあ由夜を俺に下さい」



何と彼、白石王子が選ぶのは私だったようです。
…今更だけど、おめでとう白石。






ギリギリ誕生日中に更新!
永遠の15歳、おめでとう☆

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