触れていいのは
「うぜぇ…」
視線の先には、何人かの先輩に囲まれてる俺の彼女の碧…
「ヤバいぞ三橋!!泉がキレる!!逃げるぞ!」
「う、うんっ!」
田島と三橋がなんか言ってたけど、今の俺には関係ねぇ。
っ…あいつら、碧に気安くしゃべりやがって…!
碧困ってんじゃねぇかよ!
碧は確かにモテる。
先輩にもすごく人気がある。
だから先輩に声をかけられるのも不思議ではない…
そんなことを考えてると先輩の1人と目があった。
そして、そいつはニヤリと笑い…
碧の頭を撫でた。
俺の中で何かがキレた。
汚い手で、碧に触れやがった…っ!
ーガタっ…ドタドタ…
立ち上がり碧の元へ行く。
『あっ、孝介…?』
「コイツ、俺のなんで…返してもらいますね。」
そのまま碧の腕を掴み早足で屋上まで向かう…
屋上につくと碧に軽くキスをし、強く強く抱きしめて言ってやる
「他の奴に触れられるな。」
嫉妬なんてダサいと思ったけど、
顔を真っ赤にして笑うキミが可愛くて
キミに触れていいのは俺だけだと思ったんだ。
(孝介嫉妬?)
(そ、そんなんじゃねぇよ!)
(えへへ〜うれしいなっ)
☆あとがき
菜義サマからの頂夢。
菜義ありがとううううううう!!
2011.10.30
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