「……っは?鬼ごっこ?」
「あぁ、ただし鬼はスタメンと滝だ。」
「………え、えーっと…ルールとか、あの、その、説明お願いします…。」
「あぁ、いいだろう。お前らよく聞けよ!!今から校舎内で鬼ごっこを始めるからな!!!」
「ええ?!俺らもなん、跡部…?!」
「っはん…忍足、よく聞けっていっただろ?ちなみに、花子を捕まえれたら1日奴隷の権限を与える。」
「って、ちょ、待て。私の権限どこいった。」
「まあ簡単に言えば花子を捕まえたら1日奴隷の権限をもらえて、花子を捕まえられなかった場合花子の沖縄へ行きたいという願いを叶える。」
「ちょ無視かよおおお!あぁ、もういいよ、私そういう扱いになれてるし?!」
「はい、花子タイムウォッチだよ。」
「あぁ、ありがとう滝君…。」
「ちなみに制限時間は1時間だ。しっかりはかっておけよ、タイムを。まあ、はからなくてもお前は奴隷決定だがな。」
「やる前から決定すんな!いいよ、逃げ切るし!逃げ足だけは忍足謙也以上の私をなめてもらっちゃ困るぜ。」
「……ふん、減らず口ばかりたたくやつだ。じゃあ、今から30秒後に追いかけるから行け。」
「ラジャーッ!」
1時間鬼ごっこ、開始!