それから私と宍戸は、かけつけてきた跡部と長太郎によって体育館倉庫をあけてもらえることに成功した。

跡部いわく、"お前の音痴な歌が聞こえたから。"らしい。……私、そんな音痴なのかな。

自分てきに中の中ぐらいだと思うんだけどなあ。ちょっと悲しい。




「あ、そういえば跡部、これ。」

「あ?なんだこれは…。」

「私と宍戸を閉じ込めた女軍団の名前。全員書いてあるから。」

「……お前が自分からちくるとは珍しいな。」

「いや、ラケットモンスター見逃したのかなり根に持ってるから。それなりの処分をしてあげてください。」






――それから私は彼女たちがどうなったかは知らない。……だけど、ひとつ言っておきたい。







ラケットモンスター見逃したこと、許す気はありません。




END.

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