(※ガン●という映画を突発的なネタとして使っています。ガン●と聞いてもさっぱり分からない方にはおススメできないですし、管理人の偏見とか好みとかも多少含まれておりますのでそういうのが許せるかたのみお進みください。ネタバレも少し含んでいるのでお気をつけ下さい。)

















『日吉ーガン●の映画見に行かない?』


「………先輩とですか?」


『え、何でそんな目で見てんの?私と行くのが嫌ってか?ならいいですよー、岳人つれてくもんねー!』


「……はぁ。向日さんはグロいの苦手ですよ。」


『え?そうなの?!なんか好きそうなイメージあった。』


「………っていうことで、俺がいきます。」


『(結局行きたいのかよ。)よっしゃー、じゃあ日曜日ね。』


「はい、分かりました。…って、先輩前編見たんですか?」


見てないよ。


「………。」


『あ、でも昨日テレビでやってたアナザーストーリ?てきな感じのやつなら見たよ、これ1本でガン●丸分かりだぜ的なやつ!』


「あぁ…それなら俺も見ました。話しが大体分かるなら大丈夫でしょう。」


『えへへー見にいくの楽しみだね。』


「そうですね。」


『私てきに西君って日吉と似てると思うんだよね!』


ギロッ。


『え?…え、ちょ、え?ご、ごめん!ごめん、何で日吉が睨んでるかよくわかんないけどごめん!


「……別にいいですけど。それって、俺の性格がひねくれてるって言いたいってことですか?」


『うん。』


少しは否定してください。…俺は西みたいにヘマはしないし、マザコンでもないです。」


『けどツンデレじゃん。』


「……っは?」


『西君のがツンツンしてるけど…っていうか、ほぼツンでできてるけど、なんか種類が一緒だよね。先祖一緒じゃないの?』


「やめてください一緒にしないでください。」


『西君好きだけどなぁ、私。』


「……はぁ。」


『あ、でも日吉のがもっともっと好きだからね!』


「……っ!」


『なーんちゃって。あれ?日吉顔赤くない?』


「き…気のせいです!うぬぼれてるんじゃないんですか?」


『っぎゃー!耳まで真っ赤じゃん、赤いキノコ発見!』


本気で怒りますよ?


『………すみません。』


「分かったならいいんです。」





西君と日吉





『後編おもしろかったねー。』


「おもしろかったですね。…でも先輩、びびりすぎじゃないですか?」


『び、びびってないよ。』


「……っふ。途中俺の袖をひっぱってきた人が何を言っているんだか。」


『あああ、あれはね!あれだよ、BGMが半端なかったんだよ!ぎゅいーんぎゅいーんいうのにビックリしたんだよ、うん!』


「(やっぱりびびってるんじゃないか。)」






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