(※キャラ崩壊注意)
「わんわん。」
「どうしよう、宍戸。さっきから長太郎がわんわんしか言わない。」
「俺に相談すんな。んなもんほっておけ、お前にかまってもらいたいだけだろ。」
「わんわんわん!」
「宍戸宍戸。なんか長太郎がこっちに近づいてきた。私と長太郎の距離50cmに対し、宍戸との距離はおよそ3mなんだけど。宍戸遠くない?ってか何か離れていってない?」
「気のせいだ。気にすんな。」
「わんわんわんわん!」
「宍戸おおおおぉおおおおおお!何か抱きついてきた、やだこんな銀色の犬いらない!」
「がんばれ。」
「って、お前何逃げてんのオオォオオオ?!てんめ、何乙女見捨てて逃げてんだああぁぁぁあぁぁああぁっぁ!後で覚えとけよ、明日からのお前のあだ名は童貞だからなあぁっぁぁぁぁああぁぁ!」
「まあ否定はしねぇ。じゃあな。」
「わんわんわん!」
「ちょ、宍戸マジで私見捨てんなよおおおおおお!!」
「(長太郎の世話係とかめんどくせぇからあいつに任せよーっと。)」
→次は豚の丸井君!
「ぶーぶー。お菓子くれよー。」
「駄目だよ、ブン太はダイエット中でしょ?」
「なんで俺がダイエットしなきゃいけねぇんだよ!ぜってぇええぇぇぇえええ、死んでもやらねっ!」
「あんたさ、肥満になったら病気になるしテニスとかだって今みたいに華麗に動けなくなくなるかもしれないんだよ?」
「それもやだ。」
「じゃあ我慢ね。」
「――〜〜っ!我慢もやだ!」
「あーもう、じゃあどうすんのよ!ダイエットするって言い出したのブン太じゃん!しかもつい1時間前!」
「忘れた。」
「死ね。」
「でもよー、我慢できねぇーって…うー、腹減ったー。ぶーぶー。腹減って死にそう。ぶーぶー。」
「間にぶーぶーはさんでも可愛くないよ。」
「えー、ぶーぶー。」
「適当にいってんでしょ。」
「いいじゃんかよぅ、ぶーぶー。」
「………一発平手打ちしていい?」
「ごめん俺が悪かった。ダイエットするから殴らないでください、ごめんなさい。」
「………あの、土下座しなくても…。」
「(こいつの平手打ち女じゃねぇくらいいてぇもん!ダイエットよりやだ!!!)」
→次は黒猫の財前君!
「先輩、にゃんにゃーん!」
「ぎゃあぁぁぁあああああぁぁあ!財前萌え、萌ええぇぇっぇぇえええ!」
「(どないしよ、先輩のテンションきもい。)あー…先輩、今日のおやつぜんざい?」
「うん、財前の好きなぜんざいだけどどうしたの?」
「……俺、たくさん食べたいなぁー、って…」
「だめだめ。一人だけひいきするなんてできないよ。」
「……………(ジッ。)」
「え…何。すごい睨まれてるんだけど私。あ、あのー…財前?え?」
「……先輩なんか、嫌いっすわ。」
「!!!!!!!」
「……ぜんざいくらい、ちょっと多くしてくれてもええやん…。俺、死にたい……。」
「え、え、あ、あの、財前、」
「もう嫌や…俺生きる価値ない…にゃんにゃん…。」
「ごごごごめん財前!財前がそこまで落ち込むって思わなくって…あ、だから語尾ににゃんにゃんってつけちゃったの…?気づいてあげられなくてごめん、財前!財前のぜんざいは山盛りにしてあげるからね!特別だからね!」
「(先輩がちょろくてよかった。またにゃんにゃん作戦しよ。)」
→次はペンギンの忍足(侑士)君!
「気持ち悪い。」
「何がや?」
「何がってあんたの格好。」
「かわええの間違いやろ。」
「気持ち悪い。失明しそう。眼科いってこようかな…。」
「って、そこまであかんのかい!…このペンギンさんのコスプレのどこが駄目なんや!」
「決してペンギンは悪くないんだけど、中の人がさ…。」
「ぶっとばされたいん?」
「じゃあやめてよその格好ー。跡部にいいつけるよ!」
「跡部に言っても意味ないで。これ、跡部が誕生日プレゼントに特注でくれたもんやし。」
「――そんなもん特注してもらうな!っていうか似合ってない!脱げ!」
「エロッ!」
「そこだけ妙に反応すんな!」
「っふ…お前わかっとらんなぁ。人間誰しも心の中はいつも思春期真っ盛r「分かった、分かったから忍足もうやめよう。ごめん、あんためちゃくちゃ似合ってるからもう帰ろっか。」
「………何やその痛々しい目は。」
「だって痛いじゃん。」
「お前のが痛いわ。」
「いや、あんたのが痛いから。」
「はぁ…そこまで批判されると俺の良心も痛むわぁ…お前の母ちゃんでべそ。」
「お前の父ちゃん歯に青海苔ついてる。」
「いや、めっちゃ意味わからん。」
「だって今適当に考えたもん。」
「……………。」
「無表情になんな。」
「(こいつと話すと、なんか妙に疲れるわぁ…。)」