「謙也謙也」

「おん?」

このインポ野郎。って白石が言ってたよ。」

「……えちょ、え。」

謙也が顔をカァァっと赤くさせた。
なんだか初々しくて可愛いんですけど。

下ネタ告白



「おま…!女の子がインポ言うたらあかん!」

「え、別にいいじゃん。あ、白石によばれたし行ってくるね」


そういって花子は白石のところへ行って、何やらコソコソ話をしている。
…なんや、またよからぬことを話しとるような気配がすんのやけど。

あ、花子戻ってきた。


「謙也謙也。」

「……おん?」

この早漏野郎。って白石が言ってたよ」

「早漏…っ、て、まだやっとらんわ!」

「あ、白石よんでるからいってくるね。」

あかん!
花子、なんで白石なんかに操られとんねん、っていうかアイツもしかしてグルになっとんのちゃうか。


あ、花子戻ってきた。



「謙也謙也」

「……おん」

この童貞ロリコン野郎。だってさ。謙也ロリコンなの?」

「はぁあぁぁあ?!ロリコンちゃうし、ロリコンは侑士のほうや、馬鹿っ!」

「ほぉほぉ、侑士はロリコンなわけね。おっけー、了解。」

「って、ちょ待てぃ。お前らさっきから何コソコソやっとんねん。」

そういって花子の肩をつかんで白石のところへいこうとするのを引き止めた。




「白石ー、謙也が私を犯そうとしてる!」

あかああぁぁぁああん!花子今すぐ俺んとこ戻ってこい、かむばああぁぁああっく!」

「…………。」


なんや、よぉ分からんけど花子が白石んところ行ってもうた。
結局俺はレイプ魔扱いやし、ほんま意味わからんで。





「謙也、謙也」

「……ん?もう、下ネタはええd「好き。」………っは?」

そういうと、花子は白石に「言った!言っちゃった!」といってはしゃいでいる。
…な、なんやねん!

あいつ下ネタ言うんかと思ったら告白するって、
どういうこっちゃねん!

意味わからへんわ!




「返事は?」

そういって不安そうな表情の花子のおでこに、キスをしていった。






「俺も、好き。」





―――――
★あとがき

※よい子はマネしないでね!






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