「ソフィアさん大丈夫ですかー?」
「少し寝てれば良くなるから……」
「じゃ、涼しい所で休んでくださいね。
ミルキちゃんも大変でしたね。ソフィアさんは本当に暑いところが苦手で」
「ちなみに彼方さんは今まで何してたんですか?」
「え?聞いてませんか??夜に流しそうめんするんでその竹の組み立てとそうめんの出汁を作ってたんだよ」
「じゃ、春さんは?」
「雪君は竹の組み立て係で……。
そう言えばさっき、余った竹で竹槍作ってたな」
「明らか本来の用途とは別の方向に言ってるよね!?」
「そうなのかなー?」
なんで、あんたはそんなにほんわかしてられるんだ!?!
「彼方は、雪と違った意味で癒し系ですかね。」
「マイナスイオン発してるけど、ツッコミ不在だと大変ですよね!!!」
「本当だよな。彼方さんは、ネジ一本良い意味で吹っ飛んでるからな」
「春さん…!
なんで、竹槍<それ>に血が付着してるの!?」
「一華の野郎を仕留めるのに失敗しらからな」
「!?」
なんとも残念そうに竹槍を肩に置く春さん。
どうやら、春さんも一華さんに対してだとネジが複数本吹っ飛ぶようです。
だから、なんでそんな普通に笑ってられるんですかソフィアさん、彼方さん…!!
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