はい、こんにちわこんばんわ。お馴染み転生しちゃったミルキです。
いやぁ…もう、暑いですね。皆さんは熱中症とか大丈夫ですか?私はもうぶっ倒れそうなくらいです。

こっちはジャポンに比べてかなり気温が高くて常に35度越えですよ。はぁ、もう…ダメ。なんの拷問ですか?拷問ですよね??…日本の風鈴の音が懐かしい。
そう言えば今度アメさんが店をお休みしてジャポンに行かないかって言う提案があったよ!ユンちゃんや螺鬼さんも連れて行きたいねって話も出てるし…。

久しぶりに柚夜ちゃんに会いに行きたいな…。でも、お盆は家族で過ごしてるとおもうし。ヴヴヴッ―、ヴヴヴッ―と携帯が震えているのに気付いた。

直ぐに止まったのを見ると、どうやらメールのようだ。机に置いた携帯を手に取り、手馴れ様に操作し内容を見る。

あ。春さんからだ。最近思うのは春さんは癒しだと思う。ちょっと厳ついように見えるけど、絶対に癒しだよ←






『ミルキへ

元気にしてるか?そっちは暑いのか知らないが、こっちは毎日暑いぞ。

本題だが、近い内にこっちに来れるか?



押入れからビニールプールを一華が見つけたらしい、何故か複数個。

それとお中元に大量にそうめんを贈られてきたんで流しそうめんをする予定だ』






つまり、遊びに来いってことですね。分かります。





「丁度良かったねー」

「そうですね。そして、ナチュラルにメールを背後から覗くの止めてください」

「浮気チェックだよ。それにしても、春川の奴と少し仲良すぎるんじゃないの?」

「春さんとは良い友達ってだけです」

「……てか、水着買いに行こうよ!俺が選んであげるからさ」

「下心見え見えですよ。しかも、腰になんかあたってるんですが」

「当ててるんだよ。じゃ、明日行こうね」

「跡付けるの止めてくださいね」

「無理」









そうして、ごく自然な動作で私はアメさんに口付けられた。

するり…とフローリングの床に落ちる携帯の光が私達を照らし、重なる影を壁に映す。

暗かった部屋はいつの間にか明かりを消されて、アメさんの身体に這わせる手の感覚に私は震えるしかなかった。




携帯の画面の明かりが消えた瞬間、私の中に熱く高ぶった肉塊を捻じ込まれる。







「(きっと、私達の行為には終わりがないんだろうな…)」





なんて考えながら、私を犯す…愛しい男の首筋に腕を伸ばした。

終わりがないのなら、終わらなければいいのに。












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