もしそれで私が傷つくと知ったら、かれは絶対に、きっとする。
とてもショックなことが起きた時、どんなことをしても相手を同じように、あるいはそれ以上の目に合わせてやろうと、すべてどうでもいいという思いのままに努めることがある。それはなんて暗い作業。時に自尊心が関わる場合、他の因子と絡まり、ものごが主軸からおよそ離れたところまで飛び、怒りの火はくすぶり続ける。その火は、たいていおさまることはない。立てた計画を達成した時か、何かそれを超える癒しがもたらされたない限りは。

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