※会話文
※財前とユウジがおかしい


















「なあ善哉」
「こいつ財前やで」
「あ、反対だったか、私っておちゃめ、てへっ」
「こらこら財前殴ったらあかん女の子殴ったらあかん」
「放して下さい部長こいつは殴らんとあかんっすわ」
「善哉、私のこと殴らんといて」
「また言ったでこの子!だから財前やって」
「わざとか…わざとなんかあああ!そこに正座せぇ!」
「わあああ、財前落ち着け!」
「はい座ったで」
「ベンチに!?ベンチに座ったでこの子!」
「ああああああ」
「財前壊れた!財前!大丈夫か!財前!」
「はっはっはっ、善哉が壊れた」
もぐもぐ
「ぜっ、善哉食べながら財前の壊れたところを笑ってみてるだと!?てか善哉どこからだしたんや!」
「俺の善哉やないかー!」
「お前のやったんかい!何故わかるんや」
「おや、こんなところに名前が書いてあった、はっはっはっ」
「ひらがな!?ひらがなでひかるって書いてあるけど財前丸文字やったんか!女やないか!」
「俺の善哉が…!名前も書いたのに…!名前も書いたのに…!名前も…!」
「泣いとる泣いとる、写メろ」
カシャ
「鬼や!この子鬼や!」
「私人泣かすんめっちゃ好きやねん」
にこり
「鬼や!この子鬼や!しかもいい笑顔や!」
「善哉…ううっ…」
「ま、善哉、財前買ってあげるから堪忍」
「だから反対やって!」
「ほんまか!?」
ぱあああっ
「ほんまや善哉」
「部長!こいつ天使とちゃいます?」
「お前はさっきやられたことすべて忘れたんかい」
「忘れましたわ」
「んな…アホな」
「さて買いに行くか善哉!」
「イエッサー!」
「(イエッサー?)……白石、財前どないしたん?」
「ユウジ、あの女は恐ろしい子や」
「ん、ああ、あいつ俺ん彼女やけど」
「はあああああ?」
「なんやねんうっさ、」
「まじか!まじなんか!」
「まじやまじや」
「騙されてるんやな!目ェさませユウジ!」
「なっ、なにが?」
「あの子は」
「おん」
「恐ろしい子や!」
「いやいや、天使やで」
「悪魔や!」
「悪魔って…んなわけあらへん、ちょっと人の泣き顔好きなだけや」
「ちょっとやないで!めっちゃ泣き顔好きやで!」
「そないなことないで」
「ある!ありますよユウジくん、キミちょっとおかしいよ!」
「方言どっか落としたで白石」
ぱく
「あかん、落としてもうた」
「拾って食べたらなおるんかい」
「よー、帰ってきたでー」
「善哉!善哉!」
「ああああ悪魔再来や」
「だから悪魔やないって」
「あ、ユウジもいるやん」
「よ!」
ばっしーん
「…!(殴った!)」
「いたた…なんや今日もばっちし元気やな」
「おん!」
「善哉!善哉!」
「ちょおまち!おかしいやろ!思い切りぐーでいってたで!?」
「可愛いやっちゃろ?」
「どこがやねん!」
「ユウジー…キーック」
どかっ
「いたっ…今日も調子ええな、なによりや」
「おん」
「大丈夫かユウジ」
「こいつ可愛いやろ?」
「だからそれには賛同できん」
「なんでやねん」
「いやこっちが言いたい言葉やナンデヤネーン」
「善哉!善哉!」
「てか財前さっきから善哉善哉うるさ…って財前!?おま!そこ目ェエエ!目から食べれへん、おかしなったんかお前!」
「ああ…やから痛いんすわ」
「あっはっはっ最高やわ善哉」
「どこが!?」
「やっぱ天使やわあ」
「いやまじでどこが!?」
「すべてが?」
「本人が言うなや!」
「なんやねん、白石くんこんなキャラやったか?」
「いやいや俺より、俺より財前とユウジやろ!あいつらおかしなっとるで!?」
「「どこが?」」
「すべてや!」
「ほら、白石くんあれやってぇな…んんーエクスなんとかーってやつ」
「んんーエクスタシー、や!てか適当にやんなや!」
「いいやん」
「よくないわ!」
「んんー、エクスなんとかー」
「んんー、エクスなんとかー」
「財前にユウジ!やめたまえよ!」
「白石くん方言」
「もういいです!方言なんていいです!三人ともそこに正座なさい!」
「「「はーい」」」
「いいですか?ちょっと目をさまして下さい、キャラが違いますよ、いつもの君達に戻りなさい」
「すみませーん」
「はいユウジくん」
「一番キャラ違うの白石やけど」
「だよね」
「俺もそう思いますわ」
「………誰の……誰のせいや思っとるんやあああああ」
どんがらがっしゃーん
「「「す、すみませーん」」」
―――――――
ごめんなさい