※会話文

















「叶ちゃん」
「いきなり人の部屋に入ってきてさらにちゃんって言うな」
「まあまあ気にせず行こうぜ、叶ちゃん」
「だから「まあまあ!」
「…」
「お、面白そうな雑誌」
「勝手に読むなよ、俺が読んでる途中なんだから」
「まあまあ叶ちゃんはエロ本でも読んでてよ」
「エロ本なんて「おや、読んだことないのかい?」
「んだと、エロ本くらい読んだことあ…!」
「あるのかい?」
「ばっ…」
「はっはっはっ」
「…っそうだ、織田!この馬鹿になんか言ってやれ!」
「はあ…まあ男ならエロ本くらい読んだことあるっちゅー話や」
「ほう」
「そんなこと言えっつってんじゃねぇよ!」
「まあいいじゃないか叶ちゃん」
「叶ちゃん」
「肩組んで揺れるな」
「かのーちゃーん」
「かのーにゃーん」
「かのにゃんて言うな!」
「かっかっかっ」
「はっはっはっ」
「うぜー」
「ほれ、織田、叶ちゃんにもエロ本わけてやれ」
「おう…ほれほれ」
「ばっ!なんてもん持ってきてんだ!」
「顔が赤いぞかのにゃん」
「かのにゃんて言うな!」
「にゃんにゃーん」
「かのにゃーん」
「むきー!」
「あ、むきーて言いよった」
「言ったね」
「…」
「俯くな叶ちゃん」
「そうや、顔あげい」
「もうやだ」
「か、叶ちゃんが落ち込んでる!?」
「ばかやろう、」
「な、泣いてるのか叶ちゃん!?」
「泣いてねぇよ!目にゴミが入ったんだよ!」
「強がっちゃってー」
「なー」
「織田も言うか」
「ああ、俺女の子の味方やから」
「くそ、俺の部屋なのに」
「誰の部屋とか関係ない」
「なー」
「もうお前らでてけよ二人でハネムーンでもいってこいよ」
「私織田はやだ、叶がいい」
「俺もこいつはなあ…」
「なによ!」
「なんや先に嫌だ言いおったの自分やろ」
「そっか」
「あ、叶の奴顔真っ赤になっとる」
「あー…私が軽く告白したから?」
「ち、ちちちがっ」
「うぶだなあ」
「なー」
「もうでてってくれ!」
「今度は泣いたで」
「泣いたね」
「うわーん」


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