「死ねえええ閻魔ああああ!」

そう叫びながらセーラー服大好き変態閻魔に殴りかかる、閻魔はぎゃああああと言いながら倒れた。
私はふ、と笑って閻魔の頭を踏み付ける、そして地面にめり込ませるようにぐりぐりと力をこめる、閻魔はギブギブと右手で私の足を叩いてきた。
あら、反撃だわ、と笑う。
そして閻魔の頭から足を離して閻魔の右手を思い切り踏み付ける。
ぎゃああああ、そう叫んで閻魔の動きが止まった。
隣りで鬼男が溜息をつく、そしてあんまり閻魔様をいじめないで下さいね、と私に言った。
私ははい、と心の籠ってない返事をして閻魔の頭を掴み顔をあげさせた。
ぱちり。閻魔と目があう。

「や、やあ」

閻魔がそう言って笑う、私もニッコリ笑う。
そして言う。

「まだ笑う体力あるのね」

閻魔の顔が一気に青ざめていく、鬼男がまた溜息をついた。
閻魔消え失せろ!そう言ってビンタすると閻魔は倒れた、そしてピクピクと動いているので私は止めをさしてあげようと頭を踏み付ける。
閻魔は今度は私の足じゃなく床をぺちぺちと叩く。
私は頭から足をどかす、閻魔が顔をあげて私を見る。

「ごめんなさい、これが私の愛情表現なの」

ニッコリ笑うと閻魔と鬼男がもう慣れました、と顔で訴えてきた。