※会話文


















休み時間になりました
「やあ、また遊びにきた……よ……キミは誘拐犯!」
「村井忠吉さ、よろしく!」
「まあありがちだよな、転校生だってさ」
「クラス替えしてぇ…まだ鈴木の方がマシだ」
「何故こんな人が天使と同じクラスで僕が違うクラスなんだ…」
「それはさ、愛だよ」
「殺す!」
「飛鷹くん僕も加勢するよ!」
「てかキミ名前は?」
「山田マイケル太郎」
「偽名だろどう考えても」
「いやこいつは山田マイケル太郎だ!」
「やめて飛鷹くん出来心だったんだ!恥ずかしいから!」
「そうなのか…」
「僕は鈴木」
「ではズッキーニと呼ばせてもらう」
「いやだよ」
「じゃあスズッキーニ」
「あまり変わってないよ…」
「取りあえずスズッキーニ」
「いやだなあそれ」
「キミはうららん天使派だったね」
「いや、そういう意味じゃなくてね、天使は天使だから」
「うららんは絶対小悪魔だよ」
「いや僕ほんとそういうのわからないから、確かにオタクっぽいとか言われるけどアニメとか全然見ないし」
「なら何故魔法少女はるうららんを…」
「それ友達が言ってた」
「はあ…つまんね」
「うざいなキミ」
「だから吐き気要員」
「やめろその吐き気要員っての!」
「俺田中に賛成だ」
「僕も!」
「吐き気要員ってなんだよほんと!」
「なんだか人数多くて話しにくいね」
「………レギュラー落ちがでるのか、まあ新メンバーの僕は大丈夫かな」
「なっ…村井くん落ちろ」
「そうだ落ちろ」
「村井が死ね!」
「僕とうららんのみレギュラー、そして僕とうららんのラブストーリーがはじまるんだね」
「うぜええええ!」
「死ねええええ!」
「別にラブストーリーは勝手だがレギュラー落ちはいやだ!」
「そうだ天使の意見は!?」
「え?私……今まで通りでいいんじゃない?」
「はい村井おちた〜」
「はい入ってきたはいいもののさっそくおちた〜」
「残念だったな」
「全く…うららんは小悪魔だなあ」
「うざさ増してる」
「吐き気倍増」
「今なら溜息もついてくる」
「なんか急に征矢と田中と鈴木くん仲良くなったね」
「まさか村井…!」
「俺たちが仲良くなるための…」
「踏み台キャラだったのか…」
「違うよッ」
「待ってみんな、踏み台には名前はないよ」
「…」
「…」
「…」
「…」
「だって踏み台だよ?」
みんな何故か泣きました。