「お、小太郎、久しぶりじゃのー、どう?俺最近ますますかっこよくなってない?」
「科学的にありえません」
「え?」
「科学的にありえません」
「聞こえたぜよ!」
「…」
「え?小太郎なに?どうした?」
「罰ゲームなんです、科学的にって言葉をどこかで言わなくちゃいけないんです」
「だっ、だよねー、ちょっと涙が…」
「そのまま体内の水がすべてでて科学的に死ねばいいのに」
「…なんかいやだな、なんかめっちゃいやだ…今日の小太郎」
「泥棒も話し方が気持ち悪いですよ…科学的に」
「なんか科学的に調べたみたいに言わんといて!」
「科学的にキモッ」
「なんかやだ、ほんとやだこの子」
「それより何故こんなところにいるんですか?科学的に且つわかりやすくさらに納得がいくように1文字くらいで述べて下さい」
「えっ」
「はい終了です、科学的に抹消させてもらいます」
「いやだ!やめっ…ちょっまじっいたっ…」
「かーがーくーてーきーにーはっはっはーはっはっはー」
「歌うな笑うな痛い痛い」
「おーい、小太郎なにやってんだ?」
「ブンちゃん!ヘルプ!今日の小太郎科学的に怖いぜよ!」
「ブン太さん!奇遇ですね、仕事帰りですか?お疲れ様です」
「あれ?あれ小太郎?小太郎?科学的には?科学的に、は?」
「おう、今日は疲れた…仁王がなんか変だな」
「そうなんですよ、泥棒さっきから…てか生まれた時から頭がおかしくて」
「謝りんしゃい!謝りんしゃい俺に!!」
「そう言われれば否定はできないな」
「ええー…ブンちゃん俺の何を知っててそれ言ってるナリ?」
「まあ…そんな泥棒にも少しはいいところがあります」
「え?なにこの感動endフラグ!」
「そのいいところをなぞかけにしてきました」
「お、聞かせてくれ」
「俺も聞くぜよ!」
「野球チームとかけましてこの話オチ、そして泥棒のいいところととく」
「あれ?嫌な予感がするぜ…」
「俺もナリ」
「そのこころは、ないん(ナイン)です」
「よめるオチは反対ぜよ!」
「泥棒は幸村一族で科学的に抹消しますのでそのつもりで」
「すみませんでした」
「(なんか…あぶねっ…)」