「雅治お兄ちゃん!」 「え…ちょ…え?小太郎?」 「雅治お兄ちゃん遊んで遊んで!」 「よかよ、じゃあなにがいいかの」 「米米戦隊炊飯ジャーやろ」 「ああいいな」 「さなだレッド!」 「げんいちろうブラック!」 「敵やってよ雅治お兄ちゃん」 「ああ…悪かったのう…怪獣パンパパン!」 「必殺!たるんどブレイク!」 「ぐわあああ…」 「とどめだ!たまらんなめこ味噌汁アタック!」 「や、やられたー」 「日本人なら米を喰え!はっはっはっ」 「…小太郎」 「なに?」 「これなんか変じゃない?」 「え…どこが?」 「こんな戦隊ものあったっけ?」 「え…あったよ」 「ほんとか?」 「うん、朝の4時から」 「…そ、そっか」 「次はさなライダーやろ!」 「(えええええええ)」 全部仁王の夢でした。 「昔は小太郎雅治お兄ちゃんって呼んでくれてたなあ…」 ************* 「比呂士お兄ちゃん!」 「おや小太郎くん、」 「勉強教えて!」 「いいですよ、どこがわからないんですか?」 「1+1がなんで2になるかがわからない」 「ではパンで例えて見ましょう」 「米俵ではだめですか」 「え?まあ…いいですけ……ど………(顔が真田くんになってる)」 「柳生!パンなどたるんどる!」 「(えええええええ)」 全部柳生の夢でした。 「昔は比呂士お兄ちゃんでしたね…それにしても(真田くんの顔に突然なるなんて)悪夢だ」 |