「お父さんお父さん!」
「なんだい小太郎」
「今日は栗ご飯だってお母さんが言ってましたよ!」
「小太郎は栗ご飯好きだね」
「はい!栗は世界を救いますよ!」
「じゃあみんな呼んで食べようか」
「みんなって…」
「勿論柳生も仁王も入ってるよ」
ニッコリ
「げ!(父さんのニッコリは怖いな)」
「よし、連絡してくるかな、小太郎は母さんに言っておいて」
「はーい!」
数時間後
ピンポーン
「あ、きた!予定の時間通りってことはきっと柳姉さんか真田さんだ!」
ガチャ
「やあ小太郎くん」
「げ!やぎゅ!」
「そんなに喜ばないで下さいよ」
「俺のどこが喜んでるように見えるんだ!」
「笑顔じゃないですか」
「つくり笑いだボケ!」
「やあ小太郎」
「あ!柳姉さんに真田さん!待ってましたこちらへどうぞ」
「失礼します」
「やぎゅ!には言ってない!」
「む、失礼するぞ」
「小太郎、これは俺と真田からだ、お母さんに渡してくれ」
「あ、松茸!さっすが柳姉さんと真田さん」
「あ、僕からはこれを」
「秋刀魚!やぎゅ!意外とやるじゃないか!」
「(小太郎くんが………デレた!?)」
「お母さーん!お父さーん!柳姉さんと真田さんと秋刀魚がきましたー」
「柳生です!」
ピンポーン
「また誰かきた!」
「よ!」
「ブン太さんにジャッカル!」
ひしっ
「ほらよ、ケーキ、俺達から」
「うわああありがとうございます!」
「お母さーん!お父さーん!ブン太さんとジャッカルがきましたー!」
ピンポーン
「またきた!えーっとあとは赤也さん!か………泥棒か、はあ…」
ガチャ
「小太郎!」
「あ、赤也さん!会いたかったー」
ひしっ
「俺もだ、あとこれ」
「なんですか?これ」
「アイス」
「わーい」
「(やっぱり小太郎子供だなあ)」
「お母さーん!お父さーん!赤也さんがきましたー!」
「お邪魔しまーす」
「さて、(あとは泥棒か)」
ピンポーン
「あー…来ちゃったよ」
ガチャ
「やあ小太郎くん」
「やぎゅ!はもう来たぞ」
「うっそーん括弧笑い括弧とじる」
「柳姉さんと真田さんは松茸、やぎゅ!は秋刀魚、ブン太さんとジャッカルはケーキ、赤也さんはアイス、お前は?」
「まさちゃんのえ、が、お?」
ニコッ
「死ね」
ボコッ
「いったあい、まさちゃん泣いちゃう」
「泣けよー泣いてみろよー」
「うわーん」
「げ!まじで泣きやがった、ちょっと近所迷惑だからやめて」
「まさちゃん迷惑ナリか?」
「迷惑ナリ」
「うわーん」
「取りあえずあがってあがって、」
「何やってるの小太郎」
「お、お父さん」
「幸村ー!お前さんの息子は鬼じゃー」
「はいはいまあ飲もうよ仁王」
「あ、お酒持ってきたナリ、小太郎にはジュース」
「ど、泥棒お前…(実はいい奴なんじゃ…)」
「さああがってあがって、よーしみんな飲もう」
『おー!』