エレフセウスとアルテミシア
「ねえエレフ?」
「ん?何、ミーシャ、」
「私、エレフと別々に生まれてこられて、幸せだわ」
「ミー…シャ?どうして?双つでなければ、分かたれることもなく、」
「ううん…ううんエレフ、それは違うでしょう?」
「ミーシャ……」
「私は、エレフと出会えて幸せだわ…そうでしょう?」
「……そうだね、ミーシャ」
「エレフ、私とエレフは」
「双つだから、」
「ひとつなの」
「ひとつだから、」
「たとえどこまで別れても」
「俺とミーシャは」
「私とエレフは」
「「一緒」」
だから怖がらないで、
前へ進もうね……?
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浜松のエレミシャ再会に私の涙腺と萌が大爆発した。