「は、…っぅ…ン‥」




イったばかりで感じやすくなっているところに異物が挿ってきて。

私はソファーに身体を押さえつけながらそれに耐える。


いつまで経っても慣れない感覚。

眉間に皺を寄せ。
祈るように目を瞑る。




「ちょっと、処女でもないのにそんな顔しないでよ」

「…っ仕方ない、でしょ‥ッ」




手加減なしに挿れられて。
息も絶え絶えに答える。

奥まで挿れられた時には。
額に汗が流れ落ちていた。




「全部挿ったよ」

「っはぁ…いちいち、言うな‥アッ」




やっと一息吐けると思った瞬間。

いきなり先端まで抜かれて。
背中が跳ねる。


意地悪そうに笑う顔。
なんて憎たらしい。




「ねぇ、動いて良い?」

「…死ね」




視線を外して吐き捨てる。

こんな状態で言われても。
迫力なんて欠片もない。




「それじゃあ、お言葉に甘えまして」




恭しくそう言って。
抜いたそれを一気に挿れる。

ジン、とそこが痺れるのも束の間。
定期的な律動が開始された。







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