「な、何するの?」
臨也に背中を向けた状態で膝上に座らされて、不安に眉を顰める。
既に脱がされた下着は床に落ち。
温もりを忘れて沈黙している。
「大丈夫だよ。なまえの痛がることはしないから」
膝の内側に臨也の脚が入り込み。
そのまま両脚を広げさせられる。
バランスを崩して後ろに倒れ込めば。
背後にいた臨也が。
すかさず私の身体を包み込む。
「っ、‥なに、持ってるの…?」
安心するのも束の間。
前に回された手に。
何かが握られている事に気付く。
それは、白にピンクの線が入った、こけしのような形をした機械。
「ゃ、だ…ッ」
見覚えのあるそれは。
何度か使った事のある玩具で。
「それだけは‥やめて…っ」
音を聞かなくても。
あの時の感覚が蘇る。
「ダーメ。お仕置きって、言っただろ?」
身を捩って逃げようとする私を無理やり抱き締めて。
耳元に唇を寄せる。
息が掛かれば。
開かれたそこがひくりと動く。
「これで3回、イってよ」
冷たく放たれた声に。
涙が零れそうになるのを感じた。
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