あの [7/9]
本丸記録帳
本丸番号1××3番
審神者番号 3×××5番
一部抜粋
×月×日
審神者になって1日目。まだあまりわからないことだらけだけれど、やりがいはある。初期刀は山姥切国広くん。性格に難有りだけれど、結構良い子だった。まだ二人しかいない本丸は寂しいけど、山姥切くんがいるだけでも嬉しい。明日は鍛刀してみよう。
○月△日
やっと慣れて来た気がする。今日は、鍛刀して出てきた大倶利迦羅くんのお祝いをした。昔一緒にいたことがあるらしい光忠くんはとても嬉しそうだった。いつも思うけど、光忠くんは料理がすごく上手だ。なんかちょっと複雑。あ、でもお味噌汁は私が作った。お味噌汁当番になりつつあるな。感情をあまり表に出さないタイプなのかもしれないけど、大倶利迦羅くんがちょっとでも嬉しそうだったから良し。
□月×日
本部との連絡が取れない。突然本丸にやってきた審神者見習いと名乗る女の子のことについて聞きたいのに。こんのすけも居ないから更に不安だ。
△月○日
どうしよう。みんながおかしい。内番も出陣もしてくれない。それになんだか私を見る目が怖い。あの審神者見習いの女の子が来てから、だんだんと変になっていってる。
◆月△日
もう誰も私の言うことを聞いてくれない。
◎月×日
てをけがしてうまくかけなぃ。あんなにやさしかったみんなはどこにもいない。それでもまだみんなをしんじていたい。
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