ググこく(中の人ネタ) [20/21]
『操操れ! コックリさん』パロディ
中の人ネタ (ルキだけ)
配役
こひな→夢主(侍口調)
コックリさん→レイジ
狗神→ルキ
※キャラ崩壊注意
一巻「怖いぞ狗神さん!」〜
「雪路、俺と契約して俺の主になれ。生涯の忠誠を誓おう」
目の前のルキはそう言った。
「お断りです。雪路さんを狗神憑きにする気はありません!」
レイジは雪路を庇う。
「何か問題があるのでござるか?」
「狗神は、こ術の一種で犬を呪詛の要として犠牲にし使役する死霊にしたもの。狗神は呪詛と略奪で主に奉仕し、家を栄えさせますが、多くの狗神持ちは力を増した狗神を維持できずに衰退し、滅んでしまいます」
レイジはスラスラと狗神について説明をする。
「狗神(アレ)は従順なふりをして、やがて宿主を喰い潰す獣です」
どこか食えない笑みを浮かべるルキはレイジの説明を聞いても怯む気配を見せない。
「危険な犬なのでござるな」
「ご安心を。貴女に手出しはさせません。貴女も決して気を許してはいけませんよ!」「ところで雪路、今 契約すれば新作の小説をやろう」
「コンゴトモヨロシク!」
「雪路さんっ!?」
「馬鹿ですか貴女はっ! 何故OKするんですか、駄目です!」
「活字が、明朝体が、めくるめく空想の世界へ拙者を誘うのでござる」
「(駄目だ会話になりません)」
「契約成立だな」
ルキはククク……と喉を鳴らす。
「小娘に取り入るなど造作もない。俺の野望が叶う日も近い」
「なんですって!?」
「雪路さんの名前や好物を知っていることといい、貴方、ただの狗神ではありませんね?」
「ほう……。解るのか、そう俺は」
ルキが口角を上げた。
「雪路のストーカーだ!」
「一番嫌な答えが出た!!」
※一番言わせたかったセリフ↓
「お前のことは何でも知っている。好き嫌い、身長体重、スリーサイズBMI値、骨密度、ほくろの位置と数、遺伝子配列、そして」
「気持ち悪い!!!」
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