肆
パチリと 目を覚ました時に私が見たのは 自分の部屋の天井の木目だった。
私の手には鈴がしっかりと握られていた。
汗をびっしょりとかいて気持ちが悪い 着ていたシャツを脱ごうとしてシャツに手をかけた。
その日から、私はその夢を見なくなった。
どうして見なくなったのかはよく分からない。
私は、鈴のおかげだと思うようになり それからはその鈴をいつも持ち歩くようになった。
一種のお守りのように
この話をとーるにするのは 多分、先の話
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