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「カールハインツ様、そろそろ」

「ああ、すまないねルキ」

おい誰だよ、黒髪タレ目長男召喚したの。 せっかく息子達の微笑ましい姿を撮影(盗撮ともいう)していたのに。
ちなみにCP写真はコンプしたぜ。

「カールハインツ様はよく写真を撮っておられますが、好きなのですか?」

好きだよ。お前らの痴態とか痴態とか撮るのはな。
もちろん鑑賞用、保存用、実用に分けてある。兄弟別、CP別、数え出したらきりがない。アルバムは100を越えただろうか。ショタ時から撮ってるしな。カメラはどうにかして作らせた。さすがカールハインツクオリティー。画質良いし手ぶれ補正あるし録画もできるぞ。薄い本のネタになるぞ。


「お前たちの成長していく姿を納めるのが私の何よりの楽しみだからね」


「そうですか」

はいルキの笑顔いただきました。
ルキの方を向いてシャッターを押した。

「いやはや、カメラは便利だね」

「いきなり撮るのは流石に……」


めんごめんご、お前らのめったに見られない表情を撮っておきたいからね。


「善処するとしよう」




しねーけどな。








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