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ふおぉぉぉー、マジ可愛い。ショタ無神キタコレ。いやいやいや、可愛いすぎるのはギルティね。眼福なのはギルティね。
うわ自分キモい。別にショタコンな訳じゃないよ? 大きくなった彼らも大好きだよ? CP考えるの好きだよ? 私は腐った女子だよ?

でも可愛いんだからしょうがないじゃないか。


「カールハインツさま?」

「なんだいルキ」

可愛いすぎる。私の背が高いから見上げる形になる。つまり上目遣い。萌えはげる。

「いえ、何を考えていたのかと」

お前らの可愛さについてな。ってことは言えないので心の掲示板にでも晒してやろう。

「カールハインツさまーっ!!」

「おっと!?」

おうふ、突進してきたのは次男のコウだ。出るよ、出るって。中身でちゃうから。
「コウ、カールハインツさまに何てことを」

「いや、良いんだよルキ」

「カールハインツさま、……おれも」

来たよ天使。アズサ・イズ・マイエンジェル。

「アズサっ、俺が先だ!!」

声でかいよユーマ。だが可愛い。

「ははは、おいで」
腕を広げて兄弟達を待つ私。あ、コウはしがみついてたんだった。
アズサの後にユーマがやってきたのだが、肝心の長男がまだやってこない。

「ルキ、遠慮せずにこちらにおいで」

むしろバッチコイ。さあおいで、お前の大好きなカールハインツだ。中身は腐った女子だけどな。

「……っ、はい」

そんなに顔を紅くして……
可愛さあって愛らしさ100倍。
ルキはやっと来て控えめに抱きついた。

やっべ、今鼻息荒くないよね? 口臭とかもなんもないよね?
もうお前ら可愛すぎて死にそうなんですけど。


「お前たちのことは実の息子のように思っているからね」


いや、むしろ嫁。俺が旦那。一夫多妻最高。さすがは私、思考が腐ってる。オクサレ様にランクアップだ。


勘違いしないでよね?
べ、別にショタコンなんかじゃないんだから


可愛すぎる彼らが悪いんだからね!?







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