高杉様は私の大好きな人です。
その大好きな高杉様が今、目の前にいるなんて!!
「 あの… 高杉様 」
あぁっ何を話していいやら分かりませんよー(泣)
「 黙ってろ 」
「 はい… 」
はうぅ… 怒られました。
お邪魔したと思い、下がろうとしたときに、
「 誰が下がれって言ったよ 」
と呼び止められました。
そして、
「 お前ェは黙ってそこにいりゃあいんだよ 」
とも言いました。
「 はい 」
私はそれに逆らえる筈も無く元にいたところに座りました。
「 なァ、 お前ェは俺が怖いか? 」
「 いえっ そんなっ!! …私は高杉様のことが 」
「 あァ? 」
「 すっすみません 黙ってます 」
「 いや 続けろ 」
「 その… 私は高杉様のことを怖いなんて一度も思ったことは無いです 」
「 ほォ 」
「 えっと それで、その 」
「 何だァ? 」
「 私は高杉様が好きですっ!!/// 」 「 …… 」
私の言葉に高杉様は黙ってしまいました
「 あの、高杉様? 」
「 クククッ 」
笑った!? 高杉様に笑われました。
「 お前ェは物好きだな。 まぁそこが俺は好きだがなァ 」
「 へっ? 」
「 何でもねェよ 」
高杉様は今日も格好良いです。
2014.06.15加筆修正