マスルールと幼女







「 まするーる 」

「 … 」


昼寝をしようとしていたマスルールの元にやって来たのは小さな少女。



「 まするーる は、ねむいか? 」


上手く喋ることのできない少女は一生懸命に言葉を発した。

それに答えるかのようにマスルールは頷いた。


「 いっしょ ねる だめ? 」


一緒に寝ても良いかと聞いた少女を引き寄せ自身の膝に乗せた。



「 まするーる 、す き 」



少女が静かになると壊れ物を扱うかの様に優しく抱き締めた。










2014.06.15加筆修正






mae tsugi
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