MEMO

ネタ (ext)
リヒター成り代わり♀主

名前:リヒト(デフォ)
容姿:髪色、瞳色は原作まま。髪型は後ろ髪が長めのミディアム?…(例えるなら神々の悪戯のヒロインみたいな)
いつも男装してる。
身長:ユイちゃんより上。
性格:前世で人間関係のトラブルがあってスレてる。一人でいるのが好き。カールハインツは別。
『私は、一生を本に囲まれて過ごしたい』
結婚とかしたくないからカールハインツの秘書的な役割をしてる。
喋り方は淡々としていてテンション低め。そして毒舌。
『私はあの女(コーデリア)が嫌いであって、その餓鬼共まで嫌いになる程クズじゃない』 コーデリアが嫌い。
カールハインツの計画は知っていて、コーデリアの心臓を奪ったのもその為。

夢主は少しブラコンでカールハインツは超シスコン。
カールハインツは妹が嫁に行かなくて万々歳。
夢主は結婚しなくて万々歳。
仕事が無い時は部屋(というより書庫)に籠る。お試し↓

どこかの分岐点

「どうやらまた失敗したようだ」
何回目かのイブとアダムの結末に、カールハインツは、やれやれと苦笑を溢した。
『前回より記録が楽で、私は嬉しいですけど』
リヒトはそう言って、イブとアダムの結末を書き記した本を閉じ、羽ペンを机の上に置いた。
「ふふ、リヒト。あまりそんな顔はしていないようだが?」
隣に座っているリヒトの横顔を見て、カールハインツはそう言った。何を見ても表情を変えない妹が一瞬見せた顔を、彼が見逃すはずがない。
『してませーん』
リヒトは棒読みで、カールハインツの言葉に反論した。
「それにしても、イブはいつになれば最適解に辿り着くのだろうね」
『……』
リヒトは口を噤む。
「おや、どうしたんだい?」
『……』
まだ、この兄の隣に居られる。そんな事を思いながら、リヒトはカールハインツに寄りかかった。
「リヒトは甘えたがりだね」
兄の計画。それを知っていて従っているはずなのに、イブとアダムの結末が失敗に終わる度、安堵する自分がいる。
『……(どうかまだ、このまま)』
居心地の良い、兄の隣に居たい。
「さぁ、次のイブとアダムの行く末を見守ろう」

――これはとある分岐点のお話。


2016 November 12th 01:13

<<prev  next>>
[back]
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -