あとがきと言わないのはこれが二人の始まりだからなのさ!

はじめましての方もそうでない方もこんにちは、お疲れ様でした。
この小説を始めたきっかけはネジヒナに飢えたのと、アニナルにネジ兄さんが出たことからの歓喜からです。

えっと、今回はそれなりに工夫してみました。
ちょっと長々と感想を交えつつ語らせていただきます。


・距離を置かせるために敬語ネジを採用。
戦争終わった後ならタメ口かなーと最初は迷ったのですが、あえて敬語。
・好きだとは心の中でもつぶやかないネジ。

どちらも抑えた気持ちがあふれてしまうことを避けているからなんですね。
近づいたら、言葉にしてしまったら…だから気がつかないように、そんな失態は許されないように、と。
まぁ言葉にしなくても気づいちゃうのが班員たち。そして彼自身も本当は理解しているから、一度指摘されたらあっけなく崩れてしまう・・・と。


正直ナルヒナをここまで真剣に書いたことは無いので、ナルトのヒナタへの気持ちの切り替わりは書くのは難しかったです。ナルトにはサクラちゃんにずっと恋していてほしいので。ナル→サク→サスな原作の一方通行は美味しい。
ほかのナルヒナ小説をあさる勇気は無いので、私なりにとりあえず書いてみたんですが…やっぱり真剣にヒナタを好きにっていうのはできませんでした。
なのでナルトのヒナタへの思いは「サクラに応えてもらえなかったことによる逃避」に決定。
ネジは「こいつなら幸せに」っていうことに固執していて、ナルト自身の心の揺らぎには気づかなかったんでしょうね。「ヒナタ様はナルトが好き」はすでに固定概念化していて気づかなかったと。

4話はまたありきたりなデート服。いつもこんな選択肢しかなくてすみません。ネジは清楚系なヒナタ様が好みであってほしい。あ、でもたまに羞恥心を捨ててタンクトップとかミニスカ+ニーソorサイハイとかなヒナタ様も見たかったりします。

5話は何かネタは無いかとお酒を漁ってみました。ホワイト・レディと雪国、どちらにしようか迷いましたが、飲みやすさ云々や味の感想?からホワイト・レディにしました。
中甘辛口で、度数は25度以上。まぁ酔いやすそうですねーヒナタ様に酔えー甘かったりつらかったりしながら酔えーというノリで決定。

そして6話。ここでちょっとこの展開に見覚えがあった方、記憶力が良い…というかそんなに前から此処にいらしていたことに感動して土下座できる気がします。実はこの小説、以前公開していたヒナ誕のとある悲恋をリメイクしたものだったりします。たまたま思い出したのが幸いしました。

最終話のヒナタ様はいつもよりも饒舌。
大事な話をするときって、彼女しどろもどろスイッチオフっぽいなぁと。
まぁ多分あとからネジに「あのときは情熱な告白を有難うございます(ニヤニヤ+わざと敬語)」で顔真っ赤になるんじゃないかと。
ナルト君は多分サクラに殴られてる。いろんな人に「おまえなぁ」って言われてる。ヒナタもネジももちろん何か言われてる。でもあの3人を知ってる人たちは「ああよかった」って安心してるはず。何より3人とも幸せそうだったから。


式の日取りまで決まった状態の婚約破棄…現実でやっちゃったら大変なことになるので現実ではまねしないでくださいね!お姉さんとの約束だ!一度は言ってみたかったこの台詞!
なんていう冗談はさておき、調べてみたところ通常の婚約破棄だけで慰謝料の相場は20〜100万。式の当日に結婚キャンセルは多分できないので後日離婚…になりそうですが、日取りが決まった状態の離婚だと式の予約キャンセルで更に慰謝料は増えます。
今回は互いの合意と利害の一致、そして何より非現実だということで穏便に済みましたが実際にやっちゃうと本当に大変なことになります。

ちなみに最終話のタイトル、「My Immortal」は今回のイメージソングです。歌っている方はEvanescenceさん。
和訳がとても今回の小説にあっているので、ぜひ辞書を引くなり英語の先生に聞くなり検索かけるなりで調べてみてください。お勧めです。

さらにちなみにの話、第一話でヒアシ様と火影様がしていた話の続きは、「ネジもヒナタに気があるようだし、ネジにならヒナタを任せてもいいと思っている」「いいんじゃないか?ヒナタも自覚はしていないようだが、ネジを好いているようだし」だったりします。


長々としたあとがきとなりましたが、これ以上書いても仕方が無いのでここで締めることにいたします。
ここまで読んでくださり有難うございました。


20130324*start
20130331*finish

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