おまけ

数日後、再びけたたましい音が、あたしの家に鳴り響いた。

ガチャリとドアを開けると、そこには見知ったお団子頭。

そうだ、まだ、あたしたちの問題はおざなりになったまま終わっていない。

落ち着いて、深呼吸、深呼吸、言いたいことは考える必要もない、そう速攻で言えるでしょう?

せーの!

「「ごめん!」」

「「・・・」」

「なんでテンテンが謝るのよ。あたしが謝る場面でしょ」

「それを言いたいのはこっちのセリフよ。
舞衣が謝る必要はないのに」

数秒も無音のうち、自然とそこから笑い声が響いた。


「ねぇテンテン、そういえばあったわ。あなたの言葉に救われたこと。まったく無いなんて、嘘よ。嘘」


彼女はうれしそうに、あたしの体に腕を回した。

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リー君の影が薄いのは私があのテンションの男の子をうまくかけないからです。

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