本作はメリーバッドエンド(メリバ)です。
*メリーバッドエンドとは
→物語のエンディング形式の一つで、登場人物の視点によってハッピーエンドであるかバッドエンドであるかの解釈が分かれるもののこと。 例えば一部の登場人物にとっては幸福でも、その他の人物が不幸になっているまたはその逆がメリーバッドエンドである。
(日本語表現辞典 Weblio辞書より引用)
親愛なる君崎悠様へ。
本作を公開するにあたって先に作者の思いを述べさせていただきます。前書きのつもりで書かせてください。
今まで私は死んでしまったあの男を、なんとかこのサイトの世界でだけは生かしておきたいという思いで書いてきました。
しかし最近になって思うのです。本当にそうか?と。
この小説はそんな私の疑問を形にした小説です。自分の描いてきた夢小説たちを否定する小説であり、何よりも原作を尊重した上で書く夢小説です。
ネタバレするとネジはヒロインを好きになります。
ですがこの話はメリーバッドエンドという形で終わります。
正直言ってこれを完結した後、私はそのまま日向ネジ夢を書き続けるか怪しいところもあります。完結と同時にサイトを閉じるかもしれません。先に宣言しておきます。それだけ私はこの話に本気で入れ込んでいます。
どうか私のこの解釈にお付き合いしてくださる方は、そのまま次のページから本編へお進みください。
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