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ネジが舞衣の演技に気づかなかったら、本当の舞衣を見つけようとしなかったら、向き合わなかったら、此処に行き着きます。
ちょっと手抜き感あふれててすみません、本編で精一杯です。おなかいっぱいです。

ネジはあれからガイ先生やテンテンとかリーに協力を要請して、もちろん3人は舞衣は大切な班員だからと力を合わせて助ける方法を探して、問答無用でレン兄さんを殺しにいったんでしょうね。

舞衣と向き合わなかった、逃げてしまったことをきっと彼は今後、ものすごく後悔すると思います。
なんだかんだで舞衣の心の支えポジションを得ていたレン兄さんを奪ってしまったことも。
眼を奪ったのはレンであれ、もともと逃げていたオレに原因があったのだからと罪悪感も抱くでしょうね。
舞衣もさらけ出す強さがないあたしが悪いことは良く分かってる。身勝手だとは思うけど気づいてほしかったと若干の失望感抱いているので、そんなネジの気持ちを悟るたびに「捨てていいよ」と言うんでしょう。
でもネジにはそんなことはできないでしょう、もともと優しいし、舞衣が好きな気持ちに変わりはないのだから。
だから眼がない彼女を彼は支え続け、幸せにしようとする。そして彼女は今度はネジに負担をかけるのはもうかわいそうだからと、幸せになった振りをする。

・・・うわぁ、鬱だ。

鶏のエンドは本編以外のものは全部こんな感じで後味悪いです。
舞衣とレンがくっつくエンドの後味の悪さ、書きたくなさは異常。

というわけで今度は後味は確かにあまりよくないけれど、個人的には好きなエンドを書こうと思います。
こんなところまで読んでくださった舞衣様、ありがとうございます。



(11/11)
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