「うわーんシズちゃんのバカバカバカバカ!!オレの大好物のプリン食べちゃってどーしてくれんの!?ちゃんとシズちゃんの名前を塗り潰してその上から油性マジックでオレの名前書いたのにー!!」
「バカはテメェだこのノミ蟲野郎があああっ!!最初っからこれはオレのもんだと分かってて食おうとしやがって!!はっ、しばらく反省でもしてろ!!」
「大の男がプリン取られそうになったからってそんなにムキになって食べることないと思うけどなぁ!どうせなら半分こしてオレがシズちゃんにあーんして嫌々ながらも仕方なく口を開けるシズちゃんの顔が見たかった!!」
「るっせええ黙れ!!俺が大人になったからいいけどな、昔の俺だったらテメェなんか冷蔵庫でぺしゃんこだぜ感謝しろ!!…っ、誰がテメェなんかにンなことさせるかぁ!!だったら俺がテメェの口にねじ込んでやるよ!!」
「昔も今も本当に変わらないねぇシズちゃんは!だから52インチの大型テレビをこっちに投げるのやめてね冷蔵庫じゃなくて良かったとかそういう問題じゃないからさ!…あれ?もしかしてシズちゃん照れてる?顔赤いよ照れてんの?うわーデレるシズちゃん久しぶりに見た!って、え!?シズちゃんがオレにあーんしてくれるの!?嬉しいけどねじ込まれるのは嫌だなぁ!」
「ばっ…照れてねぇよ死ね!!そういうテメェこそ茹で蛸みてえに赤くしてんじゃねーか!!」
「シズちゃんが可愛いすぎるからいけないんだよ。ねぇねぇそんなことより早くあーんしてよ。実はこうなることを予想してもう一つプリンが……ぐはっ!!」
「ぶち殺す!!」



fin.


なにこの乙メン二人組…!

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