I have seen him every day since I met him
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最近変な視線を感じる気がするんだ。

「まさか。気のせいじゃない?」

ちげえって!だってこの前風呂入ってたらカシャッて写真撮る音もしたし!

「・・・正臣の体見て誰が喜ぶの」

んー、エロ可愛くて素敵なお姉さん?ならいいんだけどさ、

「いいんだ。」

なんつったって俺は全ての女の子を愛してるからな!

「そう言う人の事を変態って言うんだよ?」

失礼な!・・・って何でこんな話してんだ・・・だから、写真を撮ってるのがどうも男っぽくてさ。

「ふぅん。」

だからちょっと怖いんだよなー

「そっか。なら僕と一緒に入る?」

は?

「だから、僕と一緒にお風呂入れば被害小さくなるんじゃない?」

え、いや、でもっ・・・

「大丈夫、とって食べたりしないから。」

ーーー〜っ!へんたい!

「はいはい、」
















♂♀

「今日も正臣は可愛かったなぁ」

ヘッドフォンを首もとまで下げると男はニヤリと笑う。

「あの幼馴染み羨ましい。正臣と一緒に風呂に入れるなんて。つかよ、あいつとって食わねぇとか抜かしやがったよな。それは正臣への冒涜か?最大のチャンスだっつーのにバカなやつめ。」

くっ、と一瞬息を詰めてドロリと白濁液を吐き出すと、手近にあった写真のひとつに塗りたくった。

「ほーら、俺のザーメンで綺麗にしてやるよ、正臣」

恍惚とした表情で全てを塗れば、写真に何が写っていたのかがわからなくなった。

「いまはこれで我慢しといてやるけど、いつかきっと直に愛してやるよ。」


どこまでも歪んだ笑みを浮かべる男は、夜の静寂に呑まれて消えた。
















I have seen him every day since I met him

(み、帝人ぉっ・・・!)(どうしたのそんな真っ青になって)(お風呂の窓からっ・・・!せ、精液がぁっ・・・!)(!?!?)
















久々にモブ正です。
私が書くモブ正は何で毎回こんなに気持ち悪いのでしょうか












100610



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