※帝人様が鬼畜
「砂吐く程甘いのも良いと思うよ?だけどさ、泣きたくなるくらい辛いのも良いんじゃないかってたまに思うんだよね、僕。」
「うぐっ、やめ、帝人っ・・・!」
「やだ、止めると思う?僕は今こんなにも楽しいのに。」
グイッと首の後ろを掴まれたかと思えばそのまま噛み付くようなキスをされた。
「うぐっあ、はあっあ・・・っああ!」
下からの快楽と上からの快楽が正臣の身体の奥で混じりあい、打ち消す事も出来ず、ただただ揺さぶられるのみの身体に嫌気がさす。
「正直ね、僕は正臣が笑ってる顔と同じ位泣き顔が好きなんだよね。だってさ、なんか正臣を服従させてるみたいですごく官能的だと思うんだ。」
「あ、くしゅ、みだあ、っああ!ああ、ふああ」
「うん、知ってる。」
下からの刺激が強くなったのを感じ、目を見開けば埋まっていた玩具の出力が最大へと引き上げられていた。
「いあああああっ、や、ああああ、あああ!」
ひっきりなしにあがる嬌声は押さえつけられる事などなく、のびのびと響く。
以前声を出したくなかったため口を押さえたときに無理矢理声を出させようと三本の玩具を突っ込んできたのを正臣は忘れもしない。
(あれは本気で痛かった・・・もう二度と口を覆うなんてことしない・・・あの痛みよりも絶対羞恥の方が)
「何考えてるの?」
そこで正臣の思考は途絶える。帝人の少し怒ったような表情を目の前にピシリ、と固まってしまう。
「他の事考えてる余裕があるってことはさ、刺激が足りないってことだよね?」
一瞬にしてすう、と冷たくなった視線と笑顔に正臣はカタカタと震え始めた。
「ち、ちが・・・・あああああああ!!」
そして震える身体を他所にもう一本追加される。
今度はドクンドクンと波打ち熱を持ったそれ。
「きっつ・・・流石に二輪はキツいか・・・」
「うぐっ、あ、ああ、いああっ!」
奥まで入り込んできたそれは正臣の奥を的確に突き上げ快楽の海へと誘う。
(だめだ 脳髄が 溶ける )
既に霞み始めた頭でぼんやりと感じながら少しずつ意識と身体が離れていくのを感じた。
痛みはやがて快楽に
(いつしか俺の身体は)(彼にジャックされてしまったらしい。)
帝人様が鬼畜で正臣をアンアン言わせる小説が少な過ぎて自給自足しかなかったんだ・・・
もっと増えろ鬼畜帝正!
100803