ボディタッチ多めの年下の女子高生に迫られてめっちゃ心の中で葛藤しながらも平静を装っている男子大学生を下さい。




「センパイ、何してるんですか?」
「ん?勉強だよ」
「やっぱり大学って大変ですか?」
「まあ、大変だよ。でもやりたい事やれるし、っておい」
「そっかあ」
「…近い。(おいおいおい、超髪の毛サラサラでいい匂いするんだけど何なのこいつ、天使?)」
「えー、大学の教科書見たいですもん」
「おい、ちょっと(後ろからはヤバいってお前の方が背低いじゃん、てかわざとか?勘違いするぞ、バカ俺!!)」
「へ〜、難しそう…」
「読んでも分からないだろ、(だから離れてええ!我慢が出来ないから!)」
「…センパイ、顔が赤いですよ?」
「なっ……(こいつ…!!)」


「センパーイ、お久しぶりです!」
「お、久しぶりだな」
「えへへ、センパイ私、変わったと思います?」
「はあ?別に(髪切った?見ない間に大人っぽくなった?部活引退したからか?)」
「髪の毛切ったんですよ!ほら!」
「ああ…(分かってたっつーの!てか、近い!くんな!いいけど!)」
「もう…、センパイ髪切って染めましたよね…。私だって、大学に入ったらもっと大人っぽくなって…」
「?なんでだよ、そのまんまの方が(ストップ!これ言ったらダメだ!ストップ、俺!)」
「え?そのまんまって?」
「なっ、それは、そのまんまの方が」
「の方が?」
「いいと、思うけど…(くっそ!くっそ!こいつ何なんだよ!いつも俺で遊びやがって!)」
「本当ですか!?」
「はあ?まあ、うん」
「じゃあ、このままでいます!」
「いや、お前がしたいなら」
「いいです!センパイがそう言うならそうします!」
「……(はい、俺死亡ーー)」


きっと後輩はずっとセンパイのことが好きで、わざとスキンシップ激しめにやってセンパイの反応を見るのが好き。けど、センパイに早く告白してもらいたくてヤキモキしてたりしてなかったり

センパイは後輩にはドキドキするし、好きなんだけど後輩は天然タラシだと思っているから、惑わされんな!と日々葛藤している次第であり、まあいつかついぽろっと告白するのでしょう。



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bkm


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