「こんな所で何をしているのですか?」

「あ、ボス。この子迷子みたいなんであやしてたんですよ」

「うえーんうえーん」

「あやしていたと言う割に全く泣き止む気配が無いですね」

「なんでっすかね」

「恐らく、と言うより確実にそのマスクの所為でしょうね。何故白塗りのマスクなんですか。何処の犬○家なんですか。怖いですよ」

「私からしてみればボスの顔も充分怖いと思いますけどね」

「そんな事はありませんよ」

「うえーん、怖い顔のおにーさんが増えちゃったようえーんうえーん」

「プギャー」

「………」