恋する乙女
※兼続の忍設定
『兼続様ー、只今戻りま…』
「おお!ナナシか!丁度よかった!すまないが幸村に茶を入れて来てはくれぬか?…ってナナシ何処に行く気だ!?」
『きゅきゅ、急用を思い出しました!なので幸村様にお茶をお出しすることはできません!ていうか私なんかが入れたお茶を幸村様にお出しするなんて恐れ多くてできません!という事で私はしばらく旅に出ます探さないで下さい幸村様が上田に帰る頃には戻って来ると思いますそれでは皆さんさようなら!!』
「こら!待てナナシー!」
「…どうやら私はあの忍に随分と嫌われているようですね、あはは…」
「いやいや幸村様、あれは多分逆だと思いますよー?ナナシちんも素直になればいいのにねえ…」
「どういう事だ?」
「にゃはん、こっちの話なんで気にしなくていいですよー」