カップリング（カプやCPとも略称される）とは、主に二次創作においてキャラクター同士（異性・同性問わず）の恋愛関係を表す語です。

ここで誤解しないで頂きたいのが、同好の仲間内で「公式」や「王道」と呼ばれようと、また逆にマイナーなカップリングであっても、それらは同人の世界における概念であるという点です。

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（※以下、カップリング＝CPと省略します）

ここでは特に、男性同士のCP・やおいを好む所謂「腐女子」の間で生じるトラブルについて取り上げます。

一概にそうとは言い切れませんが、腐女子には特定のCPへのこだわりが非常に強い方が居ます。
同じCPを好むファン同士に強い仲間意識を持ち、逆に好みに反するCPファンには極端な嫌悪を示し、中にはそのCPを盲信し過ぎて他キャラのCPどころか原作の設定すら否定する強硬派も存在するそうです。

そういった一部のファンが、自分の志向と異なるCPを扱っている書き手やサークルに非難のメールや手紙を送ったり、即売会でスペースに押し掛けて暴言を吐くなどというトラブルも散見します。

自分の好みに合わないからといって、他者を否定するのは大間違いです。
どんなにそのCPが好きでも「好きの押し付けはタブー」です。
自分の好みに合わないCPがあるなら、それらを見聞きしないよう、住み分けが出来るようになりましょう。

繰り返しになりますが、ここでいうCPは王道でもマイナーでも同人の世界における概念です。
本当の意味の公式サイドから見れば、すべて二次創作であることに変わりはありません。

これは私個人の見解ですが、原作の設定を下地に色々な好みを持った書き手が表現する世界に「正解」も「不正解」もないと思います。
書き手の数だけ解釈や表現があり、自分の嗜好に合う合わないはあっても、その多様性が二次創作同人の面白味だとも思います。

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