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「星海さん。今すぐ奥村君から離れて、志摩君あたりの隣に座り直してください」
「そうしたら私、衝動的に発砲して雪先生のメガネカチ割るかもしれないです」
「早く戻らないと僕があなたに発砲してしまいそうです」


「また始まったで。先生と菜子ちゃんの冷戦や」
「星海さんもよくやりますわ…。先生、怖くて敵いません…!」

「お、おい!菜子、とりあえず座れよ!雪男も授業、いいのか?!」
「待っててりんりん!私があのブラコンメガネを一発撃ち抜いて来るから!」
「では奥村君、貴方が彼女に席を変えさせてください」
「え、ええ!?」

「菜子ちゃんも黙っとったら、ちっこくて可愛いんにな」
「廉造、ぶち抜くよ?」
「いたいいたい!額に銃口当たっとる!力でぶち抜けそうやわ!」
「小さいを撤回しなさい」
「だって塾でも断トツチビ…」

「よし、殺す…
…ねえ雪先生、そのどや顔ぶち抜いていいですか」
「星海さんは小さくて可愛いらしいですね」
「ぶち殺す」

「待て待て菜子!銃しまって落ち着け!しえみも怖がってるし…」
「りんりんが言うなら…。
ごめんしえみ…身長分けて…」
「え、え?あの、菜子は細いし…」

「そうですよ。貧…スレンダーな体型というのは良いもので…」
「黙れブラコンメガネェエエエ」

2011/5/23



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