!会話文、現パロ
だめな方はバック!
こちらを読むと分かりやすいです。むしろ読まないとちょっと理解しづらいです。


▽夜中のメール

from:留三郎
sub:明日
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委員会があるから早く行くぞ。
お前はどうする?
-END-


from:伊作
sub:留と同じで
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僕も早く行くよ。
海はどうする?(´・ω・`)
-END-


dear:留三郎,伊作
sub:いつもみたいに
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一緒に行きたいよー
-END-


▽朝の体育委員会inグラウンド
「いけいけどんどーん!!」
「ちょっ七松先輩!」
「いけどん…海ー!!いさっくーん!!」
「小平太?」
「こへと滝だね。おはよー」
「おはよう!!」
「いつもの朝練?」
「ああ!いさっくん達、珍しく早いな!」
「はあ、はあ…」
「滝、朝からお疲れ様。冷たい水飲む?」
「ありがとうございます、海先輩」
「うん、飲みかけでごめんね」
「んぐっ…!」
「小平太達は、今日はどんなメニューだったの?」
「朝の6時からずっと全力疾走です…」
「今7時だから…1時間も走ってたの?毎日こへに付き合わされて大変だね。滝、えらいえらい。凄いよー」
「っ!!
そりゃ、私は文武両道で完璧ですから!」
「うんうん。
こへ、くれぐれも滝を振り回しすぎないようにね」
「あと怪我には気をつけて」
「了解だ!
よし、次はバレーするぞ!いけいけどんどーん!」
「はーい…」


▽昼休みの2年生in食券売り場
「うーん…何にしようか…」
「らいぞー、昼休み終わるぞー」
「あ、2年そっくりさんズだ」
「ああ、海先輩じゃないですか。どーも」
「こんにちはー。
雷蔵君、今日はお弁当じゃないの?」
「あっ海先輩こんにちは!
今日は忘れちゃって、学食です」
「で、食券買うのにかれこれ20分悩んでるんですよ」
「それはそれは、雷蔵君らしい。
よいしょ、先に買わせてね」
「昼に特大パフェとか…その身体のどこに蓄えるんですか」
「胃袋。頭の良い三郎君ならわかる」
「そういう意味じゃないんですけどね」
「よし…決めた…!」
「お、雷蔵決まったのか」
「うん。付き合ってくれてありがとう、三郎」
「いいって、別に。早く食おうぜ」
「(かわいいなー)」


▽昼休みの2年生in食堂
「兵助、今日はいつもと豆腐の種類が違うね」
「勘ちゃん、分かるのか!?」
「げ、勘ちゃんまで豆腐小僧に?」
「それは違うけど、毎日隣で見てたら分かるようになったかも」

「おー、2年一部ズだ」
「「「海先輩、こんにちは」」」
「兵助くんはまた持ち込み豆腐?」
「はい。豆腐がない食事は寂しいので」
「こいつ頭はいいのに、豆腐に関しては馬鹿っすよね」
「うん、それはハチ君の言う通り」
「海先輩、豆腐一口食べますか」
「じゃ、あーん。…ありがとう」
「竹谷も食べるか」
「いらねえよ!飽きたわ!」
「あの、海先輩」
「なんだい勘ちゃん」
「髪、いじるの好きですね…」
「勘ちゃんの髪に勝る猛者なんて私見たこと無いよー!かーわーいい!!」
「うう…」
「兵助君も柔らかくていいよね、髪。ハチ君は男前な感じの髪」
「タカ丸さんみたいな事言いますね」
「兵助、口元に豆腐ついてるぞ…」

▽放課後の風紀委員会in裏庭
「海先輩ー。
そっち行くなら数メートル先に気をつけてくださいね」
「綾部だ!綾部ーぇ…え!?」
「蛸壷、ありますよ」
「ちょっ待っ…ぁああああああ」「おやまあ。大丈夫ですか、海先輩」
「喜八郎、風紀委員の臨時集会の時間だぞ。…海がどうした?」
「落ちました。忠告はしました」
「大丈夫か?」
「その声は仙蔵…?
綾部、助けて。手貸して」
「はい」
「はあー、ひどい目に合った。制服砂だらけ。
綾部も砂付いてるよ。ほら、叩くと砂埃が」
「煙たいです」
「口を塞いでおけ」
「はい、できた」
「ありがとうございます」
「まだここが汚れている。
たまには自分でもそうして制服を整えた方がいい。仮にも風紀委員だからな」
「先輩達がやってくれるので問題無いです」
「喜八郎…はあ…」
「甘えん坊な綾部可愛い!砂なら私がはらってあげるよー!」
「甘やかすな!」


▽放課後の3年生in図書室
「ああー!世界史わかんないー!長次ー!」
「図書室では…静かに」
「すいません!!」
「でも本当にわかんないなあ…。ん?あの廊下歩いてるのは…もんじー!もんじ、こっちー!」
「静かに」
「ひっ、すいません!!」
「何だ、海。相変わらずうるさい」
「世界史教えて?」
「アホか。覚えればいいだけの教科だ」
「それができたら苦労しないの!お願いもんじ!」
「……………仕方ない」
「やった!」
「海」
「長次、何?この本」
「世界史の本。それを使うと分かりやすい」
「長次マジフェアリー!!」


▽いつもの帰り道
「ケマトメー!帰ろー!」
「おう、何だよその呼び方…。
いさ、保健委員会の仕事は終わったか?」
「うん。留もお疲れ様」
「…何かもう夫婦だね」
「気色悪いこと言うなよ…。俺といさの今年の目標は彼女を作る、だぞ」
「そうだよ」
「でも留三郎と伊作は熟年夫婦っぽいし」
「せめて親友とか相棒とかそれくらいにしてくれ…。あ、いさ!そこに段差」
「わっ!ありがとう」
「おう」
「…ほら、何か私邪魔物じゃん。イチャイチャしてんなよ熟年夫婦!」
「何カリカリしてんだ。海も手ェ繋いでやろうか」
「ニヤニヤすんな保父さんが!」
「ほら海。落ち着いて。
帰ったら3人でお茶でも飲もう」
「……………紅茶だからね」


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