「…嗚呼、いってこいよ」

 オレはひまわりちゃんとふたりで弁当食べるから、と言って四月一日は俺の目線の先を見て、ニヤニヤと笑った。少しイラときたが、今は四月一日に構っている暇はない。

「鈍感野郎、やっと気付いたか」

 悪態をつく四月一日に背を向け、柚流のいた教室まで急いだ。

「柚流」
「…なーに、」

 ガラリと扉を開け、さっきまで外で見ていた席に目を向ければ、柚流は硬い表情でぎこちなく俺に笑みを向けた。
 そんな柚流の目の前に立ち、目をそらせないように両手で頬を包んだ。

「俺たちは最初から親友じゃなかった」
「、じゃあ何な…」

 シ、と言葉を遮れば、柚流は首を傾げた。

「好きだ」

 柚流が、好きなんだ。
 シンと静まった教室で、柚流を抱き締める。震える身体は、以前よりも細くなっていた気がして、消えないようにぎゅっと力を込めた。



終わらせたくない恋のはじめ方
(初めて俺は君と向き合った)




あとがき...

続きを作ってみた/笑
でも、上手くできなかった←

これでも消して書いてを三回程重ねたんです。
もう駄目だと思ったの/爆
なので諦めた←





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