「どうしようかな。」 「もう捨てちゃえば?」 「うーん…捨てるかあ…。」 「だって役に立つ?」 「たた…ないね。」 「でしょ?ポイしちゃいなよ。」 「いやでも長い間お世話になったわけだし…。」 「でもこのままずるずるってわけにもいかないでしょ。」 「…そうだね。」 「すぐ新しいいいの見つかるよ。今度探しに町まで一緒に行く?」 「いいの?行きたいな。」 「な、なんの話!?」 「先輩!いえ、薬草を育てるのに使ってたじょうろが壊れてしまって。」 「新しいの買う話してたんです。」 「捨てられるかと思った…。」 110404 ← → |