＊書きたいものメモ
「いつかは僕ら敵だから」
しぶ鬼のサングラスの向こうの目は、確かな諦めを持っていた。普段は意地張って堂々している癖に、こういう時だけ簡単に譲ってしまう。
「言っておくけど」
目を細くして彼をじろりと睨む。しぶ鬼は一瞬だけ怯んだような風に見えた。
「私結構頑固だからね」
私の生きる道は私が勝手に決める。だからしぶ鬼もそうすれば？
110121
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