「うどんかと思ったら先輩だった」 「何それひどい」 委員会が夜中まで続いて朦朧とした意識の乱太郎が言った一言。髪がちょっとコンプレックスな勘右門はけっこう傷付いた。しかしそこから仲良くなる二人。けれども進展はせず、勘右門そのまま卒業。 「うどんかと思ったら先輩だった」 「何それひどい」 転生して最初に出会った時の会話。二人とも記憶はないけど何だか懐かしい気持ちになる。よく分からないけど今度は進展しなきゃ、という考えが二人の頭の中に渦巻いて猛スピードで急接近する。 シリアスとかない転生。 110107 ← → |