※浮気系ダメ男なマーク
※ずるずる系ダメ男円堂
※数年後っぽい


額に青筋を浮かべたエンドーが部屋に入ってきた瞬間、ベッドが宙に浮かんだ。

「ウワー、痛そう」
ディランが口角を少し上げて言う。がちゃがちゃと救急箱を揺らしながらこちらへ歩いてくるアスカがため息をついた。
「普通ベッド投げるか、あいつも」
アスカがもう一度ため息をついて、脱脂綿を俺の口元に押し当てた。じゅわりと染み込んだ消毒液が肌をぴりぴり揺らす。ぺろりと舌で舐めると、なんだか苦かった。
「マークはエンドーが好きなんでしょ?」
「当たり前だ」
「じゃあ何で他の女の子に手とか出すの?」
わかんないなあ、と間延びした声でディランが笑う。
「なんでだろうなあ。」
エンドーの傷付いた顔も、怒った顔も、あまり好きではない。それなのに自分は何でその顔をわざわざ見るような事ばかりするのだろうか。
「強いていえば。」
こんなことばかりの自分をまだ好きでいるエンドーが可愛いからだろうか。そう言ったところで二人が納得しそうにもないので、ぐっと言葉を飲み込む。



中途半端な感じですみません
完全にわたしの趣味です



2011.08.11 13:10()
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