※まさかの涼野と瀬方にょた

南涼＋砂瀬前提で涼野と瀬方




in水着売場

「風介さぁん、決まりましたー？」

「いや…これだけあると何が何だかわからなくなってくる」

「確かに悩みますよね…」

「瀬方は心配ないだろう」

「？何でです？」

「胸は大きいし腰は細いしなんか肉付きいいし、完璧なスタイルじゃないか。私と違って、どんな水着も着こなせそうで羨ましい」

「えー！それなら風介さんだって色白だし華奢だし、フリルとかリボンとか女の子らしいものが似合うじゃないですか！俺が着たら本気で仮装になりますから」

「所詮無い物ねだりなのはわかっているんだが、お前の胸を半分分けてもらいたい、本当に」

「うーん、あるとあるで色々大変ですけどねー…あ、風介さん、これなんてどうです？」

「どれどれ」

「じゃーん！三角ビキニ(極小)！ここのスタッズとか可愛くないですか？」

「お前らしいな…なぁ、これはどうだ？上がホルターで下がショーパンのやつ。動きやすそう」

「あ、可愛いですね！あーこっちも捨て難いなぁ…」

「黒のホルターか。しかしまた面積の小さなものを」

「ベルトのデザインとかゴツめなのに下がサイドリングでセクシー系とかって最強じゃないですか？でもさっきのもよかったし…ん"ん"〜」

「あ、これもいいな」

「あっ可愛い、白のワンピースですね！」

「瀬方とおんなじホルタータイプだし、フリルとかラインストーンとかよくないか？」

「でも風介さんがさっき見てたのも可愛かったですよ〜」

「そうなんだよな…」

「二着も買う余裕ないですし…」

「「うぅーん…」」



プリンセスたちの妥協案
(その基準は、)


「よし、決めました！俺はこっちのホルターにします。ちょっと後ろの際どい感じとか砂木沼さん好きそうですし」

「…じゃあ、私もこの白いワンピースにしよう」

「何でですか？」

「以前晴矢に白が似合うと言われたことがあってな、思い出した」

「………」

「…なんだにやけて。気味が悪いぞ」

「いいえ、本当に晴矢さんのこと好きでいらっしゃるんだなと思いまして」

「な…！お、お前こそ砂木沼一直線だろう！」

「当ったり前です、愛してますから！」

「ちょ、逆にこっちが恥ずかしい」

「でもほんと、海楽しみですねー！」

「ああ、楽しみだな」




迷った時はあの人の好みで！