はみ出した魔法

一年生の間に何回風邪を引いてしまっているのだろうか。
むしろ何故何か起きる度に私は風邪を引くのだろうか。

土曜零時。
私とレーシュは談話室でハリーたちの帰りを待っていた。

ハリーたちは一番高い塔に行っている。
ハグリッドのドラゴン、ノーバートをチャーリーに引き渡すためだ。

「あ、ハリー!ハーマイオニー!…ネビル?」

「なんで泣いてるんだ…?」

ハリーたちが帰ってきた。
何故かネビルも一緒に。

「どうしたの?」

「失敗したんだ」

「途中で見付かっちゃったのよ、フィルチに」

「えっ」

みんな暗い顔をしていた。

翌日、三人は学校の嫌われ者になってしまった。



- 13 -


back



×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -