はみ出した魔法
一年生の間に何回風邪を引いてしまっているのだろうか。
むしろ何故何か起きる度に私は風邪を引くのだろうか。
土曜零時。
私とレーシュは談話室でハリーたちの帰りを待っていた。
ハリーたちは一番高い塔に行っている。
ハグリッドのドラゴン、ノーバートをチャーリーに引き渡すためだ。
「あ、ハリー!ハーマイオニー!…ネビル?」
「なんで泣いてるんだ…?」
ハリーたちが帰ってきた。
何故かネビルも一緒に。
「どうしたの?」
「失敗したんだ」
「途中で見付かっちゃったのよ、フィルチに」
「えっ」
みんな暗い顔をしていた。
翌日、三人は学校の嫌われ者になってしまった。
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